石膏鋳造

製作プロセス

お客様のデータよりマスターモデルを作成

お客様のデータよりマスターモデルを作成
3次元 (IGES/STEP/Parasolid) データ・2次元(DXF/DWG/IGES)データ ↓
3D光造型機モデル・切削モデル
↓
マスターモデル完成

  • 3D光造型機でマスタモデルを作成
  • 不要な部分を取り除いたマスタモデル
ゴム型の造形

マスターモデルにシリコンゴムを流し込みゴム型を作成します。
作成したゴム型を切断し、マスターモデルを取り出します。

このゴム型にシリコンゴムを流し反転ゴム型を作成します。

  • マスタモデルにシリコンゴムを流し込む
  • ゴム型切断
  • ゴム型と取り出したマスタモデル
  • ゴム型にシリコンゴムを流し反転型をつくる
  • 上 反転型 下 ゴム型
石膏型の造形

反転ゴム型に石膏を流し、硬化させ、石膏型を作成します。
反転ゴム型は繰り返し使用し、複数の石膏型を作成することができます。

  • 反転ゴム型に石膏を流す
  • 出来上がった石膏型
鋳造・仕上げ

石膏型にアルミ・マグネシウム・亜鉛材など材料を溶かし入れ、鋳造します。

石膏型をばらし、鋳造品を取り出します。
熱処理・仕上げ・機械加工・塗装・含浸・表面処理などを行います。

  • 石膏型をばらし、鋳造品を取り出し
  • 仕上げ
検査・納品

3次元測定機での測定表を添付します。
※要求があれば重要寸法を全数測定することも可能です。

  • 3次元測定機
  • 完成品

精度

寸法許容差(当社規格)

25㎜以下の基準許容差 ±0.15
25㎜をこえ50㎜以下 ±0.25
50㎜をこえ100㎜以下 ±0.30
100㎜をこえ200㎜以下 ±0.40
200㎜をこえ500㎜以下 ±0.70
寸法Aの許容差

寸法Aの許容差

この許容差は型分割面や型可動部が寸法Aに影響するところでは増加する必要があります。


大きさ

ダイカストマシン1,250トンクラスまで対応可能

大きさの目安

500×400×50
400×400×100
400×200×200

最大製造実績

943×253×177
重量 15.8㎏

材質

アルミ合金、マグネシウム合金、亜鉛合金

機能性材料の熱伝導性の良いアルミ合金や、
軽くて燃えにくいマグネシウム合金についてはご相談ください。

性質

機械的性質と熱伝導度(参考値)

引張り強さ
N/mm²
伸び
硬さ
HB
熱伝導度
W/(m/℃)
AC2B-F 180.4 0.7 76.0 109
AC2B-T6 229.5 0.9 88.0 109
AC4B-F 171.6 0.6 79.0 96
AC4B-T6 216.7 0.9 86.0 96
AC4C-F 151.0 2.6 48.0 159
AC4C-T5 173.6 2.0 55.0 159
AC4C-T6 239.3 2.6 78.0 159
AC4C-T61 238.3 1.5 76.0 159
AC4CH-F 148.1 2.4 48.0 159
AC4CH-T5 167.7 1.2 55.0 159
AC4CH-T6 219.7 1.9 72.0 159
AC4CH-T61 242.2 3.1 74.0 159
AC8A-F 166.7 1.1 68.0 125
AC8A-T5 161.8 0.4 82.0 125
AC8A-T6 249.1 0.1 110.0 125
ベリック 256.9 0.9 95.0 -
AZ91-T6 186.3 - 63.0 -

※測定値はJIS.Z.2201.4号試験片の測定値
上記データは、代表値であり、保証値ではありませんので、これらの情報を利用されて受けた損害は、保証いたしかねます。

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