誰もが活躍できる組織へ

業界のリーディングカンパニーとしてグローバルに事業を展開するジャノメには、多様な個性を持つ従業員が 集い、共に働いています。私たちは、ジェンダー・年齢・国籍・宗教・障害など、一人ひとりの個性を尊重し合うことが、企業としての成長と社会への貢献に不可欠であると考えています。そのため、全従業員が自分らしく活躍できる環境の整備や、多様性に対する理解を深めるための啓発活動に取り組んでまいりました。

私たちは、多様性を受け入れ、それを活かすことが新たな価値を生み出し、イノベーションを促進する原動力であると信じています。この信念のもと、2023年には「性別にも、年齢にもとらわれず、クリエイティブな生き方への一歩を踏みだせば、毎日がもっと変化に満ち、充実したものになる。」をコンセプトにSEWLA（ソーラ）という従来のミシンのイメージを覆す新しいミシンを発売いたしました。この製品は、多様なライフスタイルや価値観を尊重し、すべての人が自由に創造性を発揮できる社会を目指す私たちの思いを象徴しています。

このような取り組みを実現するため、従業員一人ひとりが多様性を理解し、受け入れるための教育にも力を入れています。2024年には、「LGBTQ+」をテーマに、全従業員を対象とした集合型研修を実施いたしました。この研修では、「LGBTQ+」に関する基本的な知識や情報の習得とともに、多様性を尊重する環境づくりについて考える貴重な機会となりました。また、新入社員を対象とした障害者雇用や人権に関する研修も毎年実施しており、すべての従業員が多様性を理解し、受け入れるための基盤を築いています。

ジャノメは、企業理念に基づきこれからも多様性を尊重し、すべての人が輝ける社会の実現に向けて歩み続けます。私たちは、従業員一人ひとりが持つ可能性を最大限に引き出し、より良い未来を創造するために、DE＆Iの推進に取り組んでまいります。

JANOME DE&I推進ロゴについて：「人間の多様性を尊重すること」という思いが、すべての色を含み多様性を象徴する虹（レインボーカラー）に込められています。また、一文字一文字をはっきり色分けせず、グラデーションカラーを採用することで、LGBTQ+に関わる人々だけでなく、すべての個性を大切にし、共に成長していく企業文化を表現しています。