基板分割ロボット JR3000ERT紹介
JR3000シリーズの基板分割仕様を動画でご紹介
詳しく見る生産設備の可能性を拡げるフラッグシップ卓上ロボット
より高速に、より正確に作業を行え、長期間安心してお使いいただけるように剛性を強化。高速時の軌跡性能を安定させました。
Z機構にカメラを取り付けたときの動作停止時の揺れ時間が大幅に減少して、待ち時間が約半分になりました。(当社比)
JR3300以上のサイズの機種では最高速度900mm/sec、ワーク最大質量15kg、ツール最大質量7kgを実現しました。
高さに制限がある製造現場などに有効。Z軸用ケーブルを内蔵してロボット上部をすっきりとしたデザインにしました。
自動生産ラインや自動機への組込を容易にするためフィールドバスに対応しました。プログラム番号の設定、スタートはもちろん、位置情報の取得やプログラムの書き替えも可能です。
PCと接続しティーチングデータの送受信を行ったり、PCから複数台の運転状況の管理 を行うことも可能です。
ますます微細化する製造作業に合わせ、カメラ機能を強化。
従来からの便利な位置補正機能に加え、自動キャリブレーション機能やカウンタ付CCDカメラ補正機能などの機能を追加しました。
ステッピングモータやサーボモータなど「パルス列入力タイプ」の装置2個までを、ロボットの軸を扱うのと同じようにティーチングペンダント上でティーチングできます。「ターンテーブルを設置しワークの向きを変える」「コンベアを設置し、ロボットから制御する」など使い道はさまざまです。
海外でもより多くのスタッフが利用できるように、ティーチングペンダントの表示言語は日本語、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)、チェコ語、ベトナム語の11言語から選択可能です。
ねじ締め作業用・塗布作業用の専用ソフトと、汎用性の高い標準用ソフトを用意しております。
アプリケーション別の専用ソフトなので初心者でも簡単ティーチングが行えるほか、コマンド群をさらに充実させ、多彩なコマンドを使用することも可能です。
ビジョンシステムを用いて位置補正を行いたい場合、今まで手間のかかっていた、カメラのキャリブレーション(カメラの座標をロボット座標に変換)が、カメラ側のキャリブレーションマーク登録を行えば、あとは自動で行えるようになりました。
お使いいただけるカメラ*2
[メーカー] Panasonic (型式)A110・A210、PV200・PV260・PV300・PV500
[メーカー] Keyence (型式)CV3000、CV-X100・CV-X200・CV-X400、XG-8000・XG-Xシリーズ
[メーカー] OMRON (型式)FHシリーズ、FQシリーズ
*2 生産が終了している場合もございます。詳細はメーカーにお問い合わせ願います。
カメラで位置補正を行いながら作業をする機能を強化。ロボットに最大3,000個の補正値を取り込めるので、パレット上に並べられたワークピースに作業を行う場合、「撮像」→「作業」→「次のワークピースの撮像」→「次のワークピースへの作業」・・・、の繰り返しではなく、「連続して撮像」→「連続して作業」が可能となり、作業時間短縮に大変有効です。
全てのプログラムに同一設定を行うことの多い「作業原点」「ソフトリミット」「PTP駆動条件」などの項目で共通設定が行えるようになりました。設定を一回行うだけでよいので、ティーチング時間の短縮や条件見直し時に役立ちます。もちろん、任意に個別設定に切り替えることもできます。
塗布機でノズル先端位置を記憶しておくことで、ノズル交換やシリンジ交換でノズル先端に位置ズレが生じた場合、そのズレ量を検出・補正し、交換前と同じように塗布が行える「ニードルアジャスタ機能」が、従来の3軸機に加え、4軸機でも行えるようになりました。シリンジ交換時のノズル位置の調整に手間取っている場合は是非ご利用ください。
エラーの発生日時が表示可能になりました。
発生時間の特定も出来ますので、エラー原因の解析にも役立ちます。
エラー履歴は、直近の1,000件分保持できます。
ロボットの機能とは独立して動作する簡易PLCを内蔵しているので、外部機器との簡単なやり取りであれば別途購入する必要はありません。
ポイント作業データでよく使う命令列を登録したり、お客様独自の専用ソフトを作成することも可能です。
PCソフト『JR C-PointsⅡ』は、ティーチングデータやカスタマイズデータの作成・編集・保存をパソコン上で行えるジャノメのオリジナル対話式プログラム入力システムです。
表計算ソフトのようにポイントデータのコピー&ペーストを行えたり、数値入力によるポイント設定や、ポイント作業命令の作成・編集が難なく行えます。 また、「ポイントグラフィック編集機能」で経路データを図形としてグラフィカルに作成・編集が可能になり、更に便利になりました。
「JR C-Points」のティーチングデータを、「JP C-PointsⅡ」用データに変換してお使いいただけます。
①プログラムエリア
プログラミングデータは、直接数値を入力、編集することも可能。
②基本操作エリア
アイコンを用いて、簡単にプログラミングの作成が可能。
③ロボット操作エリア
操作アイコンを用いてジョグ操作が可能。
市販のUSBカメラ*を接続することにより、PC上の拡大映像よりポイントを指定、アイコンを選ぶだけで簡単、正確なティーチングが可能です。
(*対応可能なUSBカメラについてはお問い合わせ下さい。)
DXFデータをもとにポイントを設定すれば位置データが正確
JPEG画像を参考にポイント設定
ポイント間の移動距離が大きいので「左から順」でソート
連結点をクリックし、Rの半径を指定
ねじ締め、塗布の専用ソフトを取り揃えています。
ねじピッチ・長さ、ドライバー回転数などのねじ締め条件を作業位置に設定するだけで、簡単に作業プログラムを作成できます。
アプリケーション例
ねじ締めユニット、ねじ供給機を取り付けた例
点塗布、線塗布などのさまざまな塗布条件を作業位置に設定するだけで、簡単に作業プログラムを作成できます。
アプリケーション例
ディスペンスユニットを取り付けた例
ディスペンス
シリンジとワークの角度を変えて塗布作業する例
筒状ワークの外周に塗布ができます。
ねじ締め
さまざまな角度でねじ締め作業をする例
電動ドライバーの角度を調整できます。